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[分享]宫崎峻<侧耳倾听>中日对照剧本

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发表于 2006-5-21 11:25:26 | 显示全部楼层 |阅读模式
转自现代日本语论坛..........(貌似他们也是转来的...作者不知)

雫「こんばんは。」
(滴滴:晚上好。)
近所のおばさん1号「あついわね。」
(大娘:很热呢。)
---------------------------

(一个夏天的晚上,月岛滴滴回到家里)
雫「ただいま。」
(我回来了)
お母さん「ありがと。」
(谢了)
お母さん「またビニール袋、牛乳1本なのに。」
(又是塑胶袋.只是一瓶牛奶)
雫「だってくれるんだもの。」
(但硬要给呀!)
お母さん「断ればいいじゃない。あたしにもちょうだい。」
(拒绝不就得了。也给我吧。)
雫「お父さんは?麦茶!」
(爸爸呢?要麦茶?)
お父さん「ん、もらう。いまそっちへいく。」
(嗯,给我吧。马上就过来。)
お母さん「ありがと。」
(谢谢)
お母さん「ワープロあいた.」
(电脑打字吗?)
お父さん「今プリントアウト中だよ.。」
(正在进行输出)
お母さん「やっぱりノートワープロ買おうかしら。」
(还是买自动机吧。)
お母さん「わぁ、タバコくさい。」
(烟味太重)
お父さん「雫(しずく)も柏崎(かしわざき)へ行けばよかったのに.。」
(滴滴也该去柏崎那里)
雫「いい。お姉ちゃんとだと疲れる。」
(不,跟着姐姐太累)
お父さん「.そうだ。明日出勤だった。」
(对啦。明天该上班了)
お母さん「ええーっ、お弁当.」
(要带便当.)
お父さん「いいよ、外食にする。」
(不用,外面吃)
お父さん「わが図書館もついにバーコード化するんだよ。準備に大さわぎさ。」
(我们图书馆终于要采取自动化了。为准备忙得很。)
雫「やっぱり変えちゃうの.わたし、カードのほうが好き。」
(终于要改了吗.我还是喜欢卡片式)
お父さん「ぼくもそうだけどね。」
(我也是)
お母さん「ねえ、この文章おかしいわよ。」
(喂,这文章很奇怪)
お父さん「えっ、どこ.」
(哪里.)
お母さん「1行ぬけてんのかしら、ここ.。」
(好像缺一行,这里)
お父さん「.あっ、そうだ。いけね!」
(啊,是啊。不行)
お母さん「ああ、先貸して。急いでこれまとめなきゃ。教授うるさいんだから.。」

(先这样了,教授急着要用)
雫「!..この人.。」
(这个人.)
お父さん「雫、本もいいけど適当に寝なさい。」
(滴滴,这里没事,该睡了。)
雫「うん、おやすみなさい。」
(哦,晚安)
雫「やっぱり.、見覚えある名まえだと思った.。」
(果然,是个有印象的名字。)
雫「これにも.。」
(这个也有)
雫「すごいこの人、みんなわたしより先に借りてる.。」
(这个人很厉害,所有的书都比我先借过)
雫「天沢聖司(あまさわ せいじ).、どんな人だろう.、すてきな人かしら.。

(天泽圣司,怎样的人?是不是很优秀?)
---------------------------

お母さん「雫ーっ、いいかげんに起
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 楼主| 发表于 2006-5-21 11:26:43 | 显示全部楼层
雫「あー、晴れた晴れた。」
(啊,天晴了。)
夕子「雫ーーー!」
(滴滴!)
夕子「コーラス部にちょっと寄っていかない.あの詩見せるのー。」
(到教室来一下如何.让我们看看那首诗。)
雫「いいー!図書館に行かなきゃ。」
(不行!要去图书馆。)
夕子「ええっ.明日もテストあるよ。」
(明天也有测验吧?)
雫「図書館でやるもん。」
(要在图书馆用功。)
夕子「好きねー。」
(真好。)
雫「じゃあね。」
(再见)
夕子「バーイ。」
(Bye)
杉村「原田.。あのさぁ.、わるいんだけどちょっといいかな.。」
(原田,那个,过来说一句话可以吗?)
夕子「.うん。」
(嗯.)
雫「やっぱりお休み.。お花に水はやってあるのかなぁ.。」
(果然在休息吗.这些花浇水了没有?)
雫「.男爵がいないわ。買われちゃったのかしら.。」
(男爵不在了,被卖掉了吗?)
雫「.西司朗(にししろう)。あいつも西っていうのかな.。」
(西司朗。那家伙也叫“西”吗?)
雫「!」
---------------------------

雫「ふーっ。」
お姉ちゃん「雫。雫ー!」
(滴滴,滴滴!)
雫「.!.」
お姉ちゃん「夕子ちゃんから電話!」
(夕子的电话。)
お母さん「耳わるくなるよぉ、雫.。」
(耳朵会弄坏呦,滴滴。)
雫「夕子..え.なに.聞こえない。」
(夕子.哎.什么.听不见。)
雫「.!うん。今すぐ行くから。.うん。じゃ切るよ。」
(嗯。我马上就去。嗯。挂了。)
お母さん「どこ行くの.」
(去哪里.)
雫「すぐそこ。」
(附近)
---------------------------

雫「どうしたの.夕子.。」
(怎么了.夕子.)
夕子「雫~~。」
(滴滴.)
雫「どうしたのよ。あっ?なに?その顔!?」
(怎么了?啊,脸怎么会这样.)
夕子「雫ぅ、どうしよ~~。」
(滴滴,怎么办.)
夕子「杉村が友達にたのまれて、あの手紙の返事くれぇーって.。」
(杉村受朋友之托,要我回那封信。)
雫「ええっ!.」
(咦.)
雫「あちゃ~~。」
(那么.)
(夕子回忆起当天下午与杉村见面的情景)
夕子「なんで杉村がそんなこというのよ!」
(为什么你会说出这种话.)
杉村「お、おい..」
(喂!)
雫「.あいつ、にぶいからなぁ。」
(那家伙太迟钝了。)
雫「でもさ、杉村だって夕子の気持ち知ってるわけじゃないし.。」
(可是杉村又不知道夕子的心情。)
夕子「...。」
夕子「杉村にはあやまる.。」
(要向杉村道歉。)
夕子「でも、こんな顔じゃ学校行けないから明日は休むね.。」
(但是这样的脸不能去学校,明天要休息。)
雫「テストも.」
(测验也放弃.)
夕子「ん.。」
(嗯)
雫「そっか.。」
(是吗)
---------------------------

(第二天上午,测验时,滴滴悄声骂邻座的杉村)
杉村「!」
雫「(バ~カ。)」
(笨蛋)
杉村「(なんだよ.。)」
(什么.)
(考试结束)
メガネっ娘「うまくいったらしいよ.。」
(好像很顺利)
絹「雫ー!今日も図書館?」
(滴滴,今天也去图书馆?)
雫「夕子のとこ行ってみる。」
(去看看夕子。)
絹「あっ、そうか。よろしくね。」
(是吗。请代致意。)
雫「うん!バイバイ。」
(嗯。再见)
絹「バイバーイ。」
(再见)
杉村「月島ーーー!」
雫「!」
(放学后,滴滴走在通往夕子家的路上,这时杉村叫住了她)
杉村「待てよーーー!」
(等等!)
杉村「原田のことなんだけど.。」
(关于原田夕子的事。)
杉村「.そしたらさ原田のやつ、急に泣き出して.。」
(然后原田就忽然哭了起来。)
杉村「なあ.オレ、なんかわるいこと言ったかな.。」
(我说了什么坏话了吗?)
雫「...。」
雫「杉村さ.、夕子はあんたがどうしてそんなこと言うのって言ったんでしょ.」
(杉村,夕子不是问“为什么你会说出这种话”吗?)
杉村「うん。だから野球部の友達にたのまれたって.。」
(嗯,所以我说是受棒球部的朋友委托。)
雫「ちがう~。」
(不是!)
雫「それって杉村にはそんなこと言われたくないってことよ!この意味わかるでしょ
!」
(她的意思是不想听到杉村说这种话!明白这意思吗?)
杉村「わかんないよ!はっきり言ってよ!」
(不明白!你说清楚!)
雫「もう!本当ににぶいわねっ!夕子はね、あんたのことが好きなのよ!」
(真是太迟钝!夕子是喜欢你!)
杉村「えっ!.」
(咦.)
杉村「そんなっ、オレ困るよ!」
(那样,我很为难。)
雫「困るって.、かわいそうなのは夕子よ!ショックうけて休んじゃったんだから!
!」
(为难.可怜的是夕子!她受了打击只好休息。)
杉村「だ.だってオレ.。」
(但是我.)
杉村「オレ、おまえが好きなんだ!」
(我喜欢的是你!)
雫「えっ!.」
(咦.)
雫「や.やだっ。こんな時、冗談言わないでっ。」
(这种时候不要开玩笑。)
杉村「冗談じゃないよ!ずっと前からおまえのことが好きだったんだ!」
(不是玩笑!很早以前就喜欢你!)
雫「だ、だめよ、わたしは.。だってそんな.。」
(不要这样.但是我.)
杉村「オレのことキライか.つきあってる奴がいるのか.」
(讨厌我吗?还是另外有人交往?)
雫「つきあってる人なんかいないよ.。」
(交往的人是没有。)
雫「で、でも.。」
(可是.)
雫「ごめん!」
(对不起!)
杉村「待てよっ!」
(等一下!)
杉村「月島.、はっきり言え!」
(月岛!坦白说出来!)
雫「だって.、ずっと友達だったから杉村のことスキだけど、好きとかそういうんじ
ゃ.。」
(但是,因为同样是朋友,如果喜欢杉村的话,要怎么说?)
雫「ごめん.、うまく言えない.。」
(对不起,我说得不好)
杉村「.ただの友達か..」
(普通的朋友吗?)
雫「...。」
杉村「これからもか?」
(只是这样而已?)
雫「...。」
杉村「そうか.。」
(是吗.)
(杉村转身离去,只剩下滴滴一人垂首站在原地。)
雫「バカ!にぶいのは自分じゃないか!」
(傻瓜!我自己才是迟钝!)
---------------------------

近所のおばさん2号「月島さん、ちょっと待って。お届け物あずかってるの。」
(月岛女士等一下,这个交给你。)
お母さん「あっ、いつもすみません。」
(啊,多谢了。)
雫「...。」
近所のおばさん2号「わるいわねー、いつももらっちゃって。」
(没什么好东西,总是给你们。)
お母さん「いいのよ、うちじゃ食べきれないから。」
(可以啦。家里吃不完。)
(月岛夫人与另一个女士在门口谈话,滴滴开门下楼)
お母さん「あら.、帰ってたの。」
(回来了吗?)
お母さん「雫.」
(滴滴!)
雫「...。」
---------------------------

(滴滴来到那家古董店门口,发现这里已经关门,而那只猫也在这里)
雫「ヤッホー。」
(呀嗬!)
雫「君もしめ出されたの.」
(你也被挤出来了吗?)
ムーン「...。」
雫「君はこの家で飼われているの..お腹減ってない.」
(你是这家养的吗?肚子饿了吗?)
ムーン「...。」
雫「君もかわいくないね、わたしそっくり.。」
(你也不可爱,跟我一样。)
雫「どうして変わっちゃうんだろうね.。わたしだって前はずーっと素直でやさしい
子だったのに.。」
(怎么会变了呢?我以前也是坦率温柔的好孩子)
雫「本を読んでもね、このごろ前みたいにワクワクしないんだ.。」
(就是看书,也不会像以前那么兴奋。)
雫「こんなふうにさ、うまくいきっこないって心の中ですぐ誰かが言うんだよね.。

(无法称心如意,在心中有人诉说这些)
雫「かわいくないよね.。」
(真是不可爱.)
聖司「..」
雫「..」
聖司「へえ.、月島かぁ.。」
(咦?是月岛?)
雫「アアッ!」
(啊?)
聖司「よくムーンがさわらせたな.。」
(能和MOON相处,很好。)
聖司「おいムーン、寄ってかないのか.」
(喂,MOON,不过来吗?)
雫「あのネコ、ムーンっていうの.」
(那只猫,叫做MOON?)
聖司「ああ、満月みたいだろ。だからムーンってオレは呼んでるけどね。」
(啊,像满月一样,所以我叫它MOON。)
雫「ムーンは君んちのネコじゃないの.」
(它不是你家的猫吗?)
聖司「あいつをひきとめるのは無理だよ。」
(想要留住它是不可能的。)
聖司「よその家でお玉って呼ばれてるのを見たことがあるんだ。」
(在别人家,我见过它被称作阿玉。)
聖司「他にもきっと名まえがあるよ.。」
(一定还有其他名字。)
雫「フーン、渡り歩いているんだ.。」
(嗯,它是在四处流浪)
雫「!」
雫「そうかァ!」
(对了!)
雫「ムーンは電車で通勤しているのね!」
(MOON可以坐火车旅行!)
聖司「電車!.」
(火车?)
雫「そうなの。ひとりで電車に乗ってたの。それで後をつけたらここへ来てしまった
の。」
(是啊。它自己乘坐火车,然后我就跟踪它来到这里。)
雫「そしたら素敵なお店があるでしょう。物語の中みたいでドキドキしちゃった。」

(不是有很棒的店吗?像故事一样,让人心跳!)
聖司「...。」
雫「悪いこと言っちゃったな。ムーンにおまえかわいくないねって言っちゃった。」

(可能说了不好的话,说MOON不可爱。)
雫「わたしそっくりだって.。」
(跟我一样.)
聖司「ムーンがおまえと!.」
(MOON和你?)
聖司「全然似てないよ!」
(一点也不像!)
聖司「!」
聖司「あ.、あいつはもう半分化け猫だよ.。」
(它有一半是妖怪猫。)
雫「...。」
聖司.雫「...。」
聖司「おまえ.。」
(你.)
雫「あの.。」
(那个.)
聖司.雫「あ.。」
(啊.)
雫「おじいさん元気?ずーっとお店お休みだから元気かなって.。」
(爷爷还好吗?这个店也停业了,他还好吗?)
聖司「ピンピンしてるよ。この店変な店だから開いてるほうが少ないんだ。」
(很硬朗,这家店,开业的时候很好。)
雫「そうなの.、よかった。」
(原来如此,太好了。)
雫「窓からのぞいたら男爵が見えないんで売れちゃったのかなって.。」
(从窗户里看不见男爵,以为被卖掉了。)
聖司「ああ!あのネコの人形か。」
(哦!那个猫的玩偶吗?)
聖司「見る.来いよ。」
(还在。来吧。)
聖司「ドア閉めて。」
(大门关了。)
雫「わあ.。」
(哇)
雫「空に浮いてるみたい.。」
(好像浮在空中.)
聖司「高所恐怖症.」
(有恐高症?)
雫「ううん、高いところ好き。」
(不是,喜欢高处。)
雫「素敵.。」
(厉害.)
聖司「この瞬間が1番きれいに見えるんだよ。」
(这个瞬间,看起来最美。)
聖司「こっち.。」
(这边。)
聖司「ちょうどいいや。そこにすわって。」
(刚好。坐在那里。)
雫「時計がない.。」
(那个钟没有了)
聖司「ああ!そこにあったやつ.」
(啊!公爵在这里!)
聖司「今日届けにいったんだ。ここへ来いよ。」
(今天就在这里吧。这边来。)
雫「売れちゃったの.」
(那个被卖了吗?)
聖司「もともと修理の仕事だもん。」
(平时就是修理的工作。)
雫「そうかぁ、もう1度見たかったな。」
(这样啊,我还想看看)
聖司「3年がかりでさ.、月島が弁当忘れた日にできたんだよ。」
(花了三年时间。月岛忘记便当的日子完成的。)
雫「あっ!あのお弁当!」
(啊!那个便当!)
聖司「わかってるよ。おまえのじゃないことぐらい。」
(我知道,那不是你的。)
聖司「ここへ来てネコの眼ん中を見てみな。」
(到这里来看看猫的眼睛。)
雫「...。」
聖司「はやくしろよ。光がなくなるぜ。」
(快点,光要消失了。)
雫「!」
雫「ああーーーっ!」
(啊)
聖司「エンゲルスツィーマー、天使の部屋っていうんだ。」
(这个叫做天使的房间。)
聖司「布張りの時に職人が偶然つけた傷で出来るんだって.。」
(拉布幔时,职员偶然损坏它的时候才完成。)
雫「きれいね.。」
(很美)
聖司「男爵はなくならないよ、おじいちゃんの宝物だもん。」
(男爵不会消失,它是爷爷的宝物。)
雫「たからもの?」
(宝物?)
聖司「何か思い出があるみたいなんだ。言わないけどね。」
(好像有什么值得怀念的,但他不说。)
聖司「好きなだけ見てていいよ。オレ、下にいるから。」
(喜欢的话就好好看看。我要去下面)
聖司「電気そこね。つけたかったらつけて。」
(电灯在那边,想开灯就开。)
(圣司离开,月岛独自坐在男爵面前)
雫「不思議ね、あなたのことずーっとセンから知っていたような気がするの.。」
(不可思议,好像很早以前就认识你。)
雫「時々、会いたくてたまらなくなるわ。」
(有时会想见面,否则受不了)
雫「今日はなんだか、とても悲しそう.。」
(今天似乎很悲伤.)
滴滴走下楼来,看到那个男孩正在加工一把小提琴)
雫「...。」
雫「..」
聖司「...!」
聖司「ああ.、もういいの.」
(啊,好了吗?)
雫「う、うん。ありがとう.。」
(嗯。谢谢。)
雫「ねっ、それ.、もしかしてバイオリン作ってるの.」
(那个.是在制作小提琴吗?)
聖司「あ..ああ。」
(啊,是)
雫「見ていい.」
(我看看行吗?)
聖司「.うん。」
(嗯。)
聖司「こうなるんだよ。」
(这样就好了。)
雫「これ全部自分で作ったの?手で?」
(这些全都是自己用手完成的?)
聖司「あたりまえだよ。」
(当然。)
雫「信じらんない!」
(难以置信!)
聖司「バイオリンは300年前に形が完成しているんだ。」
(小提琴在300年前就已经定型了。)
聖司「あとは職人の腕で音の良し悪しが決まるんだよ。」
(随后就是以工匠的技术来决定音色好坏。)
雫「あれも全部作ったの.」
(那些也都是制作的吗?)
聖司「..」
聖司「まさか.。ここでバイオリン作りの教室もやっているからさ.。」
(怎么会.因为这里是小提琴制作教室。)
雫「でも、あなたのもあるんでしょ.」
(那么,你做的也有吧?)
聖司「.うん。」
(嗯)
雫「ねえ、どれ.どれ.」
(哪个?哪个?)
聖司「あれ!」
(那个)
雫「わぁー!これぇ.」
(哇!这个?)
雫「すごいなあ、よくこんなの作れるねー。まるで魔法みたい。」
(好厉害!能做出这么好的东西。好像魔法一样。)
聖司「おまえなー、よくそういうはずかしいこと平気で言えるよな。」
(你呀,这种丢脸的话也能说出口。)
雫「あら、いいじゃない。本当にそう思ったんだから。」
(没什么,我真的是这样想。)
聖司「そのくらいのもん、誰でも作れるよ!」
(那种水平的东西,谁都会做。)
聖司「まだ全然だめさ!」
(我还不行!)
雫「...。」
雫「!」
雫「ねえ、バイオリン弾けるんでしょ.」
(那么,会拉小提琴吗?)
聖司「.まあね。」
(会一点)
雫「おねがい!聴かせて!ちょっとでいいから。」
(!让我听听!一点点就好)
聖司「あのなぁ~。」
(那样.)
雫「おねがい、おねがい、おねがーい!」
(,!)
聖司「よーし!そのかわりおまえ歌えよ!」
(好!但是你要唱歌!)
雫「えっ!.だっ、だめよ!あたし音痴だもん!」
(不行,我是音痴呀!)
聖司「ちょうどいいじゃんか。」
(这样就行了。)
聖司「歌えよ。知ってる曲だからさぁ。」
(唱吧。是你知道的歌曲。)
(在小提琴伴奏下,滴滴开始演唱那首《Country Road》)
雫「ひとりぼ~っち.おそれずーに.生きようと夢見て~た.」
雫「さみしーさ押し込め~て.強い自分を守っていこー.」
雫「カントリーロード.この道ー.ず~っと.ゆけばー.」
雫「あの街にー.つづいて~るー.気がすーるー.カントリーロード.」
雫「どんなさ~みしい~時だあって.決して涙みせないでー.」
雫「心なしか歩調がはやくなってゆく.思い出ー.消すためー.」
雫「カントリーロード.この道ー.故郷ーへー.つづいてもー.」
雫「ぼくは~.いかないーさ.いけな~い.」
(唱到一半时,开店的老人带着两个同伴回来了,他们看到滴滴在唱歌,就使用自己的
乐器为她伴奏。)
(滴滴发现这么多人给自己伴奏,唱得越发起劲。最后,老人和伙伴们也跟着她一起演
唱)
雫「カントリーロード.」
雫「カントリーロード.明日はー.いつもーの.ぼくさー.」
雫「かえりた~いー.かえれな~いー.さよな~らー.」
雫「カントリーロード.」
西「いやいや、愉快愉快。」
(哈哈,不错不错)
雫「月島雫です。この間はありがとうございました。」
(我是月岛滴滴。上次的事非常感谢。)
西「いや、お嬢さんにはまた会いたいなあと思ってました。」
(别客气,我也很想跟小姐再见一面。)
西「この2人はぼくの音楽仲間です。」
(这两个人是我的音乐伙伴。)
南「ナイスボーカァル!例の時計が完成した時に居合わせた幸運な方ですな。」
(很高兴见到你。你是看到那个时钟完成的幸运者吧。)
北「聖司くんにこんなかわいい友達がいたとはねえ。」
(想不到圣司君有这样可爱的朋友。)
雫「ええっ!.」
(咦?)
雫「セイジ!.」
(圣司!)
雫「あなた、もしかして天沢聖司?」
(难道你就是天泽圣司?)
聖司「ああ。あれ?言ってなかったっけ?オレの名まえ。」
(啊。是啊。我的名字没有跟你说过吗?)
雫「言ってなーい!だって表に西って出てた。」
(没有说过!但是外面写着“西”!)
聖司「あれはおじいちゃんの名まえだよ。オレは天沢!」
(那是爷爷的名字。我是天泽!)
雫「...。」
雫「ひどい!不意討ちだわ!洞窟の生き埋めよ!」
(好狠!这么唐突,洞穴里的活埋!)
雫「空が落ちてきたみたぁい!」
(好像从天上掉下来!)
聖司「何バカなこと言ってんだよ。名まえなんてどうだっていいじゃないか。」
(说什么蠢话?名字是什么又不要紧。)
雫「よくなーい!自分はフルネームで呼び捨てにしておいて!」
(不好!你自己也不说出名字!)
聖司「おまえがきかないからいけないんだろ!」
(是你自己不问才不好!)
雫「きく暇なんかなかったじゃない!」
(不是没有空去问吗?)
雫「ああ.、天沢聖司ってわたしてっきり.。」
(啊,天泽圣司果然很棒)
聖司「なんだよ。」
(怎么了?)
雫「やさしい静かな人だと思ってたの!」
(还以为是温和安静的人呢!)
聖司「おまえなあ、本の読みすぎだよ。」
(你呀,看书看多了)
雫「自分だっていっぱい読んでるじゃない!」
(你自己不是也读了很多书吗?)
---------------------------

(夜幕降临,滴滴和圣司并肩走在回家的路上)
雫「ほんとに楽しかった.。みんないい人達ね。」
(真的很快乐,大家都是好人。)
聖司「また来いよ。じいちゃん達喜ぶから。」
(你还可以再来。爷爷他们都会高兴。)
雫「聴くだけならなあ.、歌うのはつらいよ。」
(听听是可以,唱歌太辛苦。)
雫「.でも天沢くん、バイオリン上手だね。そっちへ進むの.」
(不过天泽君,你小提琴拉得很好。要当音乐家吗?)
聖司「オレくらいの奴はたくさんいるよ。」
(像我这种水平的人太多了。)
聖司「それよりオレさ、バイオリン作りになりたいんだ。」
(我倒是很想成为制作小提琴的人。)
雫「そうかあ.、もうあんなに上手だもんね。」
(这样.你已经是个大家了。)
聖司「イタリアのクレモーナにバイオリン製作学校があるんだよ。」
(在意大利的库拉莫拉,有一所提琴制作学校。)
聖司「中学を出たらそこへ行きたいんだ。」
(中学毕业后,我想去那里。)
雫「...!.」
雫「高校.、行かないの.」
(不上高中吗?)
聖司「家中が大反対!だからまだどうなるかわからないけど、おじいちゃんだけが味
方してくれてるんだ.。」
(家里人都很反对!所以还不知道会如何。只有爷爷支持我。)
雫「すごいね、もう進路を決めてるなんて.。」
(厉害,已经决定了发展方向)
雫「わたしなんか全然けんとうもつかない。」
(我还完全没有目标)
雫「毎日なんとなく過ぎちゃうだけ.。」
(只是过一天算一天而已)
聖司「オレだってまだ行けるって決まっちゃいないんだぜ。」
(我也尚未决定是否能去。)
聖司「毎日、親とケンカだもん。」
(每天都要和家人吵架。)
聖司「行けたとしても本当に才能があるかどうかやってみないとわからないもんな。

(就算真的能去,是否自己真的有此才能,不尝试一下也不会知道。)
雫.聖司「...。」
聖司「おくってかなくていいの.」
(不必送了吗?)
雫「うん、もうそこだから。」
(嗯,很近了。)
雫「じゃあね。」
(再见。)
聖司「あ.。」
聖司「月島!」
(月岛!)
雫「ん..なに.」
(什么?)
聖司「おまえさ、詩の才能あるよ。」
(你有写诗的才能。)
聖司「さっき歌ったのもいいけど、オレ、コンクリートロードのほうも好きだぜ。」

(刚才你唱得也很好。我也喜欢混凝土道路。)
雫「なによっ、この前はやめろって言ったくせに.。」
(说什么!上次不是说不行吗?)
聖司「オレ、そんなこと言ったっけ.」
(我说那种话了吗?)
雫「言ったー!」
(说了!)
聖司「そうかあ..」
(是吗?)
雫「...。」
雫「今日はありがとう。さよなら。」
(今天非常感谢。再见)お姉ちゃん「雫.、スタンドちゃんと消しな!昨日つけっぱなしだったよ。」
(滴滴,睡觉时要关灯!昨天就一直开着)
雫「お姉ちゃん、進路っていつ決めた.」
(姐姐。发展方向何时决定?)
お姉ちゃん「ええっ.」
(咦?)
雫「し.ん.ろ!」
(出路!)
お姉ちゃん「あんた杉の宮受けるんでしょう.」
(你不是要投考杉宫吗?)
雫「そうじゃなくって.。」
(不是那个!)
お姉ちゃん「それを探すために大学へ行ってるの。」
(为了寻找那个,到大学去。)
雫「ふ~ん。」
(哦)
お姉ちゃん「おやすみ。」
(晚安)
雫「おやすみ。」
(晚安)
---------------------------

(第二天早上,下起了大雨。滴滴拿着雨伞,跑进雨中)
雫「お母さんってば自分が休講だからって起きないんだから!」
(妈妈自己也不早点起床!)
雫.杉村「!」
雫.杉村「...。」
杉村「...。」
杉村「おはよう!」
(早安)
雫「...。」
雫「おはよう!」
(早安)
杉村「もっとはやく走れ!」
(再跑快一些!)
雫「さ、先行っていい!」
(你先走!)
杉村「...。」
---------------------------

雫「ひゃ~~、助かったぁ~~。」
(啊,得救了.)
夕子「雫っ、雫っ。」
(滴滴!)
夕子「ひどい顔ねぇ.。」
(脸色好难看)
雫「そういうあなたは立ち直り早いわねぇ.。」
(这么说你来得很早)
夕子「夕べ、よそのクラスの男の子と歩いてたって.」
(听说你和外班男生一起跑步?)
雫「ええっ!.誰がそんなこと言ったの!.」
(咦?谁说的?)
夕子「ウワサよ.。恋人同士みたいだったって。」
(只是传闻。听说像一对情侣。)
雫「そんなんじゃないよ.。」
(不是这样!)
夕子「!..。」
雫「...。」
杉村「原田.、あのことだけどオレのほうから断っとく。」
(原田,那件事由我来拒绝比较好。)
杉村「ごめんな。」
(抱歉)
夕子「ううん。わたしこそごめんね。」
(不,该道歉的是我。)
杉村「いいよ。」
(好了。)
メガネ男子「おい!夕べのサスケ見たか.すげえんだ。オレ感動した。」
(喂!刚才帮忙的事都看到了,厉害!我很感动。)
数学の先生「この公式は中間に出すからね!よく覚えておきなさい!」
(这个公式从中间推导出来,大家好好听讲。)
クラスの生徒たち「ええ~~っ!」
(哦!)
数学の先生「終わります!」
(就讲到这里!)
(下课后,圣司来到滴滴所在的教室门口)
聖司「あのさ、月島いるかな.」
(请问,月岛在吗?)
3年5組男子「天沢じゃん。なに.」
(天泽同学,什么事?)
聖司「月島ってこのクラスだろ.」
(月岛在这个班吗?)
3年5組男子「月島.」
(月岛!)
3年5組男子「ああいるよ!」
(在这里!)
3年5組男子「おーい、月島!面会だぞー!男の!」
(喂!月岛!有人找你!是男生!)
雫「...!.」
杉村「!.」
3年5組男子「ほらっ、あそこだよ。」
(看,那边)
雫「...!聖司くん!」
(圣司君!)
聖司「月島.、ちょっといいかな..」
(月岛,出来一下好吗?)
雫「.あっ、はいっ!」
(啊,是!)
3年5組の連中「わーい!月島に男がいたぞー!」
(哇!月岛有男朋友了!)
3年5組の連中「お.と.こー!お.と.こー!」
(男朋友,男朋友!)
雫「違う!」
(不是!)
雫「そんなんじゃないわよっ!」
(不是这样!)
雫「なに.いったい。」
(到底什么事?)
聖司「行けるようになったんだ!イタリアへ。」
(我可以去意大利了。)
雫「えっ!.」
(啊)
雫「あっち行こ!」
(到那边去!)
聖司「どこへ行くんだよ。」
(去哪里?)
雫「屋上!」
(屋顶!)
雫「ああ.!」
(啊.!)
---------------------------

(两人来到屋顶平台,大雨仍然在下)
聖司「.すげえな.。」
(很厉害)
雫「だってあんなにたくさん人がいるところで呼び出すんだもん。」
(为什么要在众人面前叫我!)
聖司「わるい、1番先に雫におしえたかったんだ。」
(不好意思,想在第一时间告诉你。)
雫「...。」
雫「ご、誤解されるぐらいかまわないけど.。」
(被误会倒是没有什么)
聖司「おやじがやっと折れたんだよ。ただし条件つきだけどね。」
(爸爸终于同意了,但是有附加条件。)
雫「え.、なあに..」
(什么条件?)
聖司「じいちゃんの友達が紹介してくれたアトリエで2ヶ月見習いをやるんだよ.。

(要在爷爷朋友介绍的工作间,先进行两个月的实习。)
雫「みならい.」
(实习?)
聖司「その親方はとってもきびしい人なんで、見込みがあるかどうか見てくれるって
。」
(那位头头是很严格的人,是否有希望还要先看看我再说)
聖司「それにオレ自身が我慢できるかどうかもわかるだろうってさ。」
(加上我自己能不能忍耐也还是未知数。)
聖司「だめだったらおとなしく進学しろって言うんだ。」
(如果不行,就要继续老老实实地升学。)
聖司「オレ.、そういうの好きじゃないよ。逃げ道作っとくみたいで.。」
(我不喜欢这样。好像在寻找逃跑的路.)
聖司「でもチャンスだから行ってくる。」
(但这是机会,所以我要去。)
雫「いつ行くの.」
(何时动身?)
聖司「パスポートが取れしだい.。」
(等护照办下来.)
聖司「学校とは今日おやじと話をつけるんだ。」
(爸爸今天就要和学校谈妥。)
雫「じゃあ、すぐなんだ.。」
(这么快.)
雫「よかったね、夢がかなって.。」
(太好了,梦想就要实现。)
聖司「ああ。とにかく一生懸命にやってみる。」
(啊,总之我要努力去试试)
雫「あの.。」
(那个)
聖司「お.。」
(哦)
雫「...。」
聖司「!」
聖司「雨あがるぞ。」
(雨要停了!)
雫「ほんとだ.。」
(真的。)
雫「わあ.、あそこ見て。」
(看那边!)
雫「虹が出るかもしれない.。」
(彩虹可能要出现)
聖司「うん.。」
(嗯)
雫「クレモーナってどんな町かな.。」
(库拉穆拉是怎样的城市?)
雫「素敵な町だといいね。」
(如果是很棒的城市就好了。)
聖司「うん。」
(嗯)
聖司「古い町だって.。バイオリン作りの職人がたくさん住んでいるんだ。」
(很古老的城市,居住着很多制作小提琴的工匠/)
雫「すごいなあ.、ぐんぐん夢に向かって進んでいくって。」
(厉害.美梦一步一步变成现实。)
雫「わたしなんかバカみたい。」
(我还像个傻瓜)
雫「聖司くんと同じ高校へ行けたらいいな.なんて。」
(能和圣司君进入同一所高中该多好.)
雫「ハハハ.、てんでレベル低くてやんなっちゃうね。」
(哈哈,低了一个年级好讨厌。)
3年5組男子「しー、いるいる。」
3年5組男子「いたぞぉ。」
聖司「オレ、図書カードでずーっと前から雫に気がついてたんだ。」
(我很早以前就注意到你了。)
聖司「図書館で何度もすれちがったの知らないだろ。」
(可能在图书馆有几次擦肩而过。)
聖司「となりの席にすわったこともあるんだぞ。」
(也有几次坐在相邻的座位上。)
雫「エエーーーッ!」
(咦?)聖司「オレ、おまえより先に図書カードに名まえ書くため、ずいぶん本読んだんだか
らな。」
(我为了能在你之前把名字写在图书卡上,读了很多的书。)
雫「...!」
聖司「オレ.、」
(我.)
聖司「...、」
聖司「イタリアへ行ったらおまえのあの歌うたってがんばるからな。」
(我去了意大利以后,要唱出你的那首歌来努力。)
雫「...。」
雫「...わ、わたしも...。」
(我也.)
(两人正在说话,身后的一扇门被偷看的同学们挤开了)
3年5組男子「押すな!バカ!」
(不要挤!笨蛋!)
3年5組女子「ひゃあ!」
(哎呀!)
雫「こらーーー!」
(你们!)
3年5組男子「うわっ、月島が怒ったー!」
(月岛生气了!)
---------------------------

お姉ちゃん「はい。」
(给。)
お父さん「ああ、すまん。」
(谢谢。)
雫「ごちそうさま。」
(我吃完了)
お母さん「雫.、もう食べないの?」
(滴滴,不吃了吗?)
雫「夕子と待ち合わせ。」
(要去见夕子。)
お母さん「駅の方へ行くなら牛乳買ってきて。」
(到车站的时候记得买牛奶。)
雫「え~~っ。」
(嗯)
お姉ちゃん「雫、ガブ飲みしたんでしょ!」
(滴滴最近喝了很多吧?)
お姉ちゃん「.このごろてんでたるんでるんだから、あの子.。」
(那孩子最近有些萎靡不振呢.)
---------------------------

雫「ごめーん!さぼらした?」
(抱歉,久等了)
夕子「いいよ。」
(没关系)
雫「もう頭グジャグジャ。」
(心绪烦乱得很。)
(滴滴和夕子一起来到夕子母亲家里)
夕子のお母さん「あら雫ちゃん、いらっしゃい。」
(啊,是滴滴,欢迎。)
雫「こんばんわ。」
(晚安。)
夕子のお父さん「お帰り。」
(回来了。)
雫「失礼します。」
(失礼了。)
夕子のお母さん「お茶入れるから取りに来なさいね。」
(要泡茶,把东西拿来。)
夕子「はーい。」
(是。)
夕子「お父さんと喧嘩してるの。口きいてやらないんだ。」
(和爸爸在争吵,不敢听。)
雫「...。」
夕子「男の子ってすごいなあ.。」
(男孩子真是不得了)
雫「2ヶ月で帰ってきても卒業したらすぐ戻って10年ぐらいはむこうで修行するん
だって。」
(两个月后回来,毕业后再过去,在那边学习十年。)
夕子「ほとんど生き別れじゃない.。」
(几乎是生离死别.)
夕子「でもさ、こういうのこそ赤い糸っていうんじゃない?」
(但是,不是说有红线拴住了吗?)
夕子「素敵だよ!」
(太棒了!)
雫「相手がカッコよすぎるよ。同じ本を読んでたのに。」
(对方如此的帅,又在读同样的书。)
雫「片っぽはそれだけでさ。片っぽは進路をとっくに決めててドンドン進んでっちゃ
うんだもの。」
(一方面是如此而已。另一方面则是决定的出路就勇往直前。)
夕子「そうかぁ.。」
(是吗?)
夕子「そうよね。絹ちゃん、1年のとき同じクラスだったじゃない.。天沢くんって
とっつきにくいけど
    ハンサムだし、勉強もできるって言ってたわ。」
(那个,一年级的时候不是同班同学吗?据说天泽君人很帅,又善于学习。)
雫「どうせですよー。」
(反正是这样了)
雫「そう、あからさまに言わないでよ。ますます落ち込んじゃう.。」
(不要再挖苦我,让我更加消沉下去。)
夕子「なんで?好きならいいじゃない。告白されたんでしょ?」
(为什么?喜欢不是很好吗?不向他告白吗?)
雫「それも自信なくなった.。」
(但是没有自信。)
夕子「はぁ.。」
(唉.)
夕子「私わかんない。私だったら毎日手紙書いて励ましたり励まされたりするけどな
あ。」
(我也不知道。我也许会每天写信,与对方互相勉励。)
雫「自分よりずっとがんばってるやつにがんばれなんて言えないもん.。」
(比自己更努力的人,我不能对他说努力。)
夕子「そうかなあ.。」
(是吗?)
夕子「雫の聞いてるとさ、相手とどうなりたいのかわからないよ。」
(听你说,还不知道要和对方如何发展。)
雫「...。」
夕子「進路が決まってないと恋もできないわけ?」
(没有决定出路,就不能恋爱吗?)
夕子「雫だって才能あるじゃない。」
(滴滴你也有才能啊!)
夕子「カントリーロードの訳詞なんか後輩たち大喜びしてるもの。」
(你写出了Country Road歌词,让后辈们很高兴)
夕子「私と違って自分のことはっきり言えるしさ.。」
(跟我不同,对自己的事能明白表达.)
雫「オレくらいの奴たくさんいるよ.。」
(“像我这样的人很多”)
夕子「えっ?」
(咦?)
雫「ううん、あいつが言ったの。あいつは自分の才能を確かめにいくの。」
(嗯,是他说的。他要去测试一下自己的才能。)
雫「だったらあたしも試してみる。」
(所以我也要试试自己。)
夕子「...?」
雫「決めた!あたし物語を書く!」
(决定了!我要去写故事!)
雫「書きたいものがあるの。あいつがやるならあたしもやってみる。」
(已有了要写的东西。他要做,我也要做。)
夕子「でも、じき中間だよ。」
(但是要考试了)
雫「いいの。」
(不妨。)
雫「夕子ありがとう。なんだか力が湧いてきた。」
(谢谢你。我好像有了力量。)
夕子「帰る?」
(回去了?)
雫「うん。」
(嗯。)
雫「おじゃましました。」
(打扰了)
夕子のお母さん「お母さんによろしくね。」
(向你母亲问好。)
雫「はい。」
(是)
雫「夕子もがんばってね。」
(夕子也要加油。)
夕子「うん.。」
(嗯)
雫「夕子のよさ、きっと杉村にもわかるよ。」
(夕子的情况,杉村一定也知道。)
雫「さよなら。」
(再见)
夕子「さよなら。」
(再见)
---------------------------

雫「そうかぁ、簡単なことなんだ。あたしもやればいいんだ。」
(是啊!简单的事。我只要去做就可以了。)
雫「...!」
(滴滴走在路上,又看见了那只被称作MOON的猫)
雫「ムーン。」
(MOON?)
ムーン「...。」
雫「...。」
女の子「ムター、ムター。」
(MUTA,MUTA!)
雫「?」
女の子「お母さーん。ムタまた行っちゃったよー。」
(妈妈,MUTA又来了。)
女の子「ムター。」
(MUTA)
雫「ムタだって.。」
(叫它MUTA呢。)
(当晚,滴滴伏在灯下奋笔疾书,描述心中的故事。)
---------------------------

西「ほぉ.、バロンを主人公に.。」
(哦,把它写成故事的主人公?)
雫「お許しを頂けますか?」
(您能允许吗?)
雫「聖司くんからこのお人形がおじいさんの宝物だとうかがったものですから.。」

(听圣司君说,这个玩偶是您珍贵的宝物。)
西「ハハハ.、それでわざわざ.。」
(哈哈,没什么。)
西「いいですとも。」
(当然可以。)
西「ただし条件が1つある。」
(但是有个条件。)
雫「.?」
雫「はい。」
(是)
西「ぼくを雫さんの物語の最初の読者にしてくれること。」
(我要成为滴滴小姐的故事的第一个读者。)
雫「あ.、あの.。」
(那.那个.)
西「どうですかな?」
(怎么了?)
雫「...。」
雫「やっぱり見せなきゃだめですか?」
(不看就不行吗?)
雫「だって.、ちゃんと書けるかどうか、まだわからないから.。」
(但是,会写成什么样子,还不知道.)
西「ハハハハ.。」
(哈哈)
西「それは私達職人も同じです。」
(跟我们这些工匠一样。)
西「初めから完璧なんか期待してはいけない。」
(从开始时就不能期待最后的完美。)
西「そうだ、いいものを見せてあげようかな.。」
(对了,给你看个好东西)
西「これこれ.。」
(这个)
西「見てごらん。」
(请看)
雫「...。」
西「雲母片岩という石なんだがね。」
(这石头叫做云母片岩。)
西「その割れ目を覗いてごらん。」
(仔细看看那个裂缝。)
西「そう、そうして.。」
(就这样。)
雫「わぁーっ、きれい.。」
(哇,真美)
西「緑柱石といってね、エメラルドの原石が含まれてるんだよ。」
(这就是绿柱石,含有翡翠的原石。)
雫「エメラルドって宝石の?」
(翡翠是指宝石?)
西「そう。」
(是的)
西「雫さんも聖司もその石みたいなものだ.。」
(滴滴和圣司都是与那石头一样的人)
西「まだ磨いてない自然のままの石.。」
(没有研磨,保持自然形状的石头。)
西「わたしはそのままでもとても好きだがね。」
(我非常喜欢那样的天然的东西。)
西「しかしバイオリンを作ったり物語を書くというのは違うんだ。」
(但是制作提琴或写故事又不一样。)
西「自分の中に原石を見つけて、時間をかけて磨くことなんだよ。」
(发掘自己身上的原石,用时间去打磨。)
西「手間のかかる仕事だ.。」
(现在手上的工作)
雫「...。」
西「その石の1番大きな原石があるでしょう。」
(不就是最大的原石吗?)
雫「はい。」
(是)
西「実は、それは磨くとかえってつまらないものになってしまう石なんだ.。」
(其实,那是研磨以后反而会变成没有价值的石头。)
西「もっと奥の小さいものの方が純度が高い。」
(在深处的小东西,纯度很高。)
雫「...。」
西「いや、外から見えない所にもっと良い原石があるかもしれないんだ。」
(在外面看不见的地方,或许有更好的原石。)
西「いや~、いかんいかん。歳をとると説教くさくていかんな.。」
(呀。不行了。年纪大了,说话时就带上说教的口气。)
雫「自分にこんなきれいな結晶があるのかどうかとてもこわくなっちゃった.。」
(自己身上是否也有那种美丽的结晶?忽然害怕起来.)
雫「でも書きたいんです。書いたらきっとおじいさんに最初にお見せします.。」
(但是还是要写!如果写出来,一定会让老爷爷最先看到。)
西「ありがとう。楽しみに待ってますよ。」
(多谢。快乐地期待着。)
雫「.原石。」
(原石)
雫「.ラピス.ラズリの鉱脈.。」
(拉皮斯.拉兹利的矿脉.)
---------------------------

(滴滴在幻想,与猫男爵一起飞向高空,寻找宝藏。)
バロン「いざ、おともつかまつらん!ラピス.ラズリの鉱脈を探す旅に!」
(猫南爵:好,由我来陪伴你!开始探寻矿脉之旅!)
バロン「恐れることはない。新月の日は空間がひずむ。」
(不要害怕。新月之日,空间会下沉。)
バロン「遠いものは大きく.、近いものは小さく見えるだけのこと.。」
(远处的物体很大,近处的看起来会很小)
バロン「飛ぼう!上昇気流をつかむのだ!」
(飞吧!把握住上升气流!)
バロン「急がねば!小惑星が集まってきた!」
(快一点!小行星正在向这边集中!)
雫「はああああわあああ!」
(哈.哇.)
バロン「いいぞ!気流に乗った!」
(很好!借气流飞行!)
バロン「このままあの塔をいっきに越そう!」
(就这样,一口气越过那座塔!)
雫「あんなに高く!?」
(那么高?)
バロン「なあに、近づけばそれほどのことはないさ.。」
(什么,飞近一些就不是这样了。)
雫「行こう!恐れずに!午後の気流が乱れる時、星にも手がとどこう!」
(走吧!不要害怕!下午气流纷乱之时,要用手抓到星星!)
---------------------------

お父さん「あれ.?」
(那个?)
お父さん「へえ.、めずらしいなあ。雫が物語以外の本を探してるなんて.。」
(咦,很难得,滴滴在找故事以外的书。)
(图书馆里,滴滴借了一堆关于宝石、小提琴等内容的书,仔细研读起来)
雫「この人.、牢屋でバイオリン作ってるんだ.。」
(这个人.在牢房里也能制作提琴)
雫「!」
雫「聖司くん!」
(圣司君!)
雫「もう行っちゃったのかと思ってた。」
(我以为你已经走了。)
聖司「おじいちゃんに聞いて、ここじゃないかと思ったんだ。」
(从爷爷那里听说了。我想你一定在这里。)
聖司「会えてよかった。あした行く.。」
(能见面真好,明天就走)
雫「あした.。」
(明天.)
聖司「いいよ、雫が終わるまでここで待ってる。」
(好!我在这里等到你看完书为止)
---------------------------

聖司「送れなくてごめんな。」
(不能送你了,抱歉。)
雫「ううん、来てくれてとてもうれしかった。」
(没关系,你能到这里,我就很高兴了。)
雫「見送りにはいけないけど、帰りを待ってるね。」
(我不能去为你送行,但是等你回来。)
聖司「うん、たった2ヶ月さ。」
(嗯,只有两个月。)
雫「あたし.、泣きごとばかり言ってごめんね。あたしもがんばるね。」
(对不起,我总是说一些难过的事。我也要努力。)
聖司「...。」
聖司「じゃあ行ってくる。」
(那么我走了。)
雫「いってらっしゃーい!」
(请慢走!)
(圣司骑自行车远去,滴滴也坐上了回家的列车。)
---------------------------

バロン「わたしと許婚(いいなずけ)のルイーゼは遠い異国の町に生まれた.。」
(猫男爵:我和未婚妻路易斯出生在遥远的异国城市。)
バロン「その町にはまだ魔法が生きていて、魔法使いの血をひく職人達が工房をつら
ねていたものだった。」
(那个城市仍然存在魔法。具有魔法血统的工匠们工作在那里。)
バロン「わたし達を作ったのは見習いのまずしい人形作りだった。」
(把我们制作出来的是贫穷的玩偶制造者。)
バロン「しかし、ルイーゼとわたしは幸せだった。彼が人を愛する想いをこめてくれ
たから.。」
(但是,路易斯和我都很幸福。因为她富有关怀别人的理念。)
バロン「ところが.。」
(但是.)
---------------------------

(英语课上,滴滴正在奋笔疾书关于猫男爵的故事。)
夕子「雫、雫、雫っ!」
(滴滴,滴滴!)
英語の先生「どうしたんだ?月島.。」
(月岛同学,刚才我讲的是什么?)
雫「わ、わかりません。聞いてませんでした。」
(不、不知道。我没有听见)
英語の先生「しっかりしろよ、大事な時だぞ。」
(集中精神。这是重要的时间。)
雫「すみません。」
(对不起)
英語の先生「原田!かわりに読め。」
(原田同学,你代替她读。)
夕子「はい。」
(是)
---------------------------

夕子「えーっ!また4時まで起きてたの!?」
(咦?你四点还没睡?)
雫「平気だよ。全然眠くならないもん。」
(没什么。我一点都不想睡。)
夕子「でもさ、雫このごろボーッとしてること多いよ。」
(但是,滴滴最近经常发呆)
夕子「さっきだって.。」
(刚才也是)
雫「考えこんでただけよ。」
(我只是在深思。)
雫「書きたいことがありすぎてまとまらないんだ。」
(想要写的东西太多了,不好归纳。)
---------------------------

(很多天过去了)
雫「...。」
雫「なんか食欲ない.。」
(为什么没有食欲.)
雫「...。」
(家里,滴滴不知道该如何下笔,伏在卧室桌上。)
お母さん「雫!いるんじゃない。」
(滴滴!不是在家吗?)
お母さん「やあね、あかりもつけないで。」
(讨厌,又不开灯。)
お母さん「あ~あ、洗濯物ぐらいしまってくれればいいのに.。」
(啊,要洗的东西也不收拾一下)
お母さん「雫!ちょっと来なさい!雫!」
(滴滴!过来一下!)
(滴滴感到心烦意乱,索性将卧室门关闭)
お父さん「雫は?いるんだろ?」
(滴滴呢?不在家?)
お母さん「ほしくないって。」
(她不想吃饭。)担任の先生「あっ、お待ちしてました。」
(啊,正在恭候。)
お母さん「お手数をおかけします。」
(要麻烦你了。)
担任(英語)の先生「さあ、こちらへ。」
(那么,这边请)
担任(英語)の先生「進路指導室あいてるだろう?」
(进路指导室开着吧?)
他の先生「ああ。」
(对)
担任(英語)の先生「どうぞ。」
(您请)
---------------------------

お母さん「ただいま。」
(我回来了)
お姉ちゃん「おかえりなさい。」
(您到家了?)
お母さん「今日は早いのね、汐(しお)。」
(小汐,今天很早啊。)
お母さん「はあ~、疲れた。」
(啊,累死我了。)
お姉ちゃん「コーヒー飲む?」
(喝咖啡吗?)
お母さん「たのむわ。」
(了。)
お姉ちゃん「お母さん、ちょっと相談あるんだけど。」
(妈妈,有一件事想商量。)
お母さん「なあに?」
(什么?)
お姉ちゃん「わたし、家出ようと思うんだ.。」
(我想离开这个家。)
お姉ちゃん「もう部屋見つけてあるの。」
(已经找好房间了。)
お母さん「でも、お金かかるんでしょ?」
(但是要花钱吧?)
お姉ちゃん「大丈夫。バイトで貯めたし。」
(不要紧。打工攒的钱。)
お姉ちゃん「塾の先生の口見つけたからなんとかやっていける。」
(找了一份补习班老师的工作。)
お母さん「そうか.。汐には手伝いばかりやらせちゃったもんね.。」
(是吗.老是要小汐帮忙.)
お母さん「がんばりな。お父さんに話しとく。」
(加油吧。去告诉父亲。)
お姉ちゃん「ほんと!?うれしい。」
(真的?好高兴!)
お母さん「春までは何かと物入りだけど、卒業したらあたしも働けるから。」
(一到春天事情就多起来了。毕业以后我也可以工作。)
お母さん「そしたら少しは応援するね。」
(多少也能帮上忙。)
お姉ちゃん「うん、期待してる。」
(嗯。期待中。)
お姉ちゃん「ごめんね、修士論文でたいへんな時に。」
(对不起,毕业论文正紧张的时候。)
お母さん「ありがと。データの整理手伝ってくれただけで大感謝してる。」
(谢谢。你能帮忙整理数据,我已经很感谢了。)
お姉ちゃん「部屋が広くなって雫も少しは勉強に集中できるよ。」
(卧室能宽敞一些,滴滴也能更集中精力学习。)
お姉ちゃん「あの子この頃変だもの。」
(那孩子最近很奇怪。)
お母さん「やっぱりそう思う?」
(你也这样认为?)
お母さん「今日、学校に呼び出されたの。」
(今天学校让我去。)
お母さん「これ見て。」
(看看这个。)
お姉ちゃん「なあに?これ。」
(这是什么?)
お姉ちゃん「信じらんない!100番も落っことしてるじゃない!」
(难以置信!她的排名掉下100名开外!)
お母さん「あの子、机にかじりついて何やってるのかしらね.。」
(那孩子,整天趴在桌上,到底在干什么?)
---------------------------

お父さん「あっ、こんばんわ。」
(晚上好。)
近所のおばさん1号「おかえりなさい。」
(你回来了。)
近所のおばさん1号「すみませんね。」
(不好意思)
---------------------------

(爸爸走进家门,正好听见滴滴和姐姐在争吵)
お姉ちゃん「あんな成績でいったいどんな高校に行くつもりなの!?」
(那种成绩,还想上什么高中?)
お父さん「!?」
雫「いいわよ、高校なんか行かないから!」
(算了。我不想上高中!)
お姉ちゃん「高校行かない~~?世の中を甘くみるんじゃないわよ!」
(不上高中?不要以为外面很好!)
お姉ちゃん「中学出ただけでどうやっていく気!?」
(只是中学毕业,你准备干什么!?)
雫「自分の進路ぐらい自分で決めるよ!」
(自己的路要由自己决定!)
お姉ちゃん「...。」
お姉ちゃん「生意気言うんじゃないの!雫のはただの現実逃避だよ!」
(别说这种气话!滴滴你在逃避现实!)
お姉ちゃん「2学期で内申決まるのわかってるでしょう!?」
(还有两学期就要升学了,你知道吗?)
雫「勉強するのがそんなにえらいわけ!?」
(读书有那么了不起吗?)
雫「お姉ちゃんだって大学入ったらバイトしかし
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